市川佳居(いちかわ・かおる)氏
早稲田大学第一文学部卒業後、米国メリーランド州立大学にてソーシャルワーク修士課程修了。ロサンゼルス市でサイコセラピストとしてカウンセリングに従事。帰国後、モトローラ株式会社にてEAPを導入。以降、日本におけるEAPの草分け的存在として、その導入・発展・標準化、EAPコンサルタントの育成などに尽力。1998年、日本EAP協会を設立、2002年に企業・組織外EAPサービスを提供する会社として株式会社イープを設立し、企業・組織へのEAP導入に努める。2007年、CEAP(国際EAP協会認定EAプロフェッショナル)制度の推進を目的に、EAPコンサルティング普及協会設立、2008年より現職。医学博士(杏林大学)。著書に『EAP導入の手順と運用』『職場のメンタルヘルス100のレシピ』『企業のメンタルヘルスを強化するために―EAP(従業員支� ��プログラム)の活用と実践』など
ビジネス質的調査入門セミナー 実施レポート
レポート報告:伊達洋駆(講師&HRDM会員)
◇本セミナーの概要
9月27日(火)の10時から18時にビジネス質的調査入門セミナーを実施した。登壇は昨年に続き二度目だった。お忙しいなか、うれしいことに、10名の方に参加していただいた。
◇セミナーの方針
質的調査は職人芸のようなものだと思われている。しかし、すべてが暗黙知というわけではない。言語化できる部分もある。セミナーでは、そのような言語化可能なスキルをお
教えした。
◇当日の内容
プログラムは大きく3つのセッションに分かれていた。まず、質的調査とは何か。量的調査との対比のもとで質的調査の特徴を学んだ。次に、質的調査の設計方法。計画が調査品質を左右する。計画の具体的なステップを体得していただいた。最後に、質的調査の分析 方法。調査で得られたデータをどう分析すればよいか。効果的かつ効率的な手順をお伝えした。
◇「分かりやすい」という声